獅子城跡
唐津市厳木町の岩屋地区と浪瀬地区の間にそびえる、標高228mの白山に築かれた山城跡。松浦党の源披(みなもとのひらく)により築城されたと伝わり、廃城後に再興したのは、上松浦党の鶴田氏であった。その後、鶴田氏が多久氏に仕えるため居を移したので、廃城となったが、藩領境の重要な防衛拠点として、唐津を領有した寺沢氏が石垣造りの城に改修した。天然の要害を利用し、西端最高所に本丸(主郭)、尾根沿いに二の丸・三の丸、周囲には帯曲輪が巡り、各曲輪群は石垣によって囲まれ、より堅固な城郭となった。現在は、本丸など各曲輪に石垣や虎口、櫓台などの遺構が残る。県指定史跡。
住所 | 佐賀県唐津市厳木町岩屋、浪瀬 |
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お問い合わせ | 唐津市教育委員会生涯学習文化財課 0955-72-9171 |
関連ホームページ | https://www.city.karatsu.lg.jp/manabee/kyoiku/kyoiku/inkai/bunkazai/bunkazaihogo/siteibunkazaisyoukai.html |
アクセス | 唐津線「厳木駅」から車約10分 |
※掲載情報は2020年7月16日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
提供:佐賀県観光連盟
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