

奈留島の江上集落(江上天主堂)
幕府の禁教下、五島のキリシタンは途絶えたとされていたが、江戸時代後期に大村藩内であった外海(そとめ)から、荒地開墾のために五島藩へ移住した潜伏キリシタンらは、五島各地に集落をつくり、下五島最北の奈留島にも4家族が住みついた。その後40~50戸に増えた信者らが、自ら山を切り崩して造成した土地に、キビナゴ漁で資金を捻出し、現在の江上教会を建設した。森の緑に映えるクリーム色の板張り壁に、水色の窓枠の木造建物で、内部はリブ・ヴォールト天井。日本の代表的な木造教会として、2008年に国の重要文化財に指定された。一方、奈留地区で初めてできた葛島教会は、葛島が無人となったため1973年に閉鎖。2018年に世界遺産登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産のひとつ。
見学時間 | 教会の見学/9:00~16:00(第3日曜はミサのため14:30~入館不可) ※見学を希望の場合は「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター」の公式サイトにより2日前までに事前連絡が必要。 |
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住所 | 長崎県五島市奈留町大串 |
お休み | 毎週月曜(月曜が休日の場合は翌火曜閉館) |
お問い合わせ | 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター ch-info@kyoukaigun.jp 095-823-7650 |
関連ホームページ | https://kyoukaigun.jp/archives/culture/852-2 |
アクセス | 江上天主堂まで/JR「長崎駅」から長崎電気軌道「大波止」~徒歩5分「長崎港」~船「福江港」~船「奈留港」~奈留島バス「江上」下車 |
※掲載情報は2018年7月5日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
(c)一般社団法人長崎県観光連盟 ※写真撮影・掲載に当たっては大司教区の許可をいただいています。
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