天台宗別格本山 中院
平安時代に慈覚大師・円仁が建立した寺院。天慶の乱や元久の乱でたびたび焼失するが、永仁4年(1296年)尊海僧正により再建。この頃北ノ院(今は喜多院)南ノ院(今は廃寺となった)など13の支院を設けて、関東天台の総本山となり慶長17年(1613年)まで続いた。静寂感に包まれた境内は、桜の名所としても有名で、本堂前には島崎藤村が称賛した見事な「しだれ桜」がある。藤村が義母に贈った茶室「不染亭」が移築されているほか、狭山茶発祥の地の記念碑もある。
住所 | 埼玉県川越市小仙波町5-15-1 |
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関連ホームページ | https://www.nakain.com/ |
アクセス | 川越線「川越駅」から徒歩20分または小江戸巡回バス「中院」下車 |
※掲載情報は2014年9月5日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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