渉成園(枳殻邸)
真宗大谷派の本山・東本願寺(真宗本廟)の飛地境内地。周囲に枳殻(からたち)が植えてあったことから枳殻邸(きこくてい)ともよばれる。1641年に13代宣如上人が徳川家光から東本願寺の東側の土地を寄進され、石川丈山による作庭がなされた。その後2度の火災に遭い、現在の建物は明治以後再建されたものであるが、池水や石組は創始のころとほとんど変わることなく今日に至っている。池泉回遊式の広い庭園内に咲く桜、楓、藤、梅などが、四季折々の景趣を富ませており、江戸後期の漢詩人・頼山陽はこの風趣を讃え、『渉成園記』に「渉成園十三景」として紹介している。国の名勝に指定されている。参観者協力寄付金に協力するとガイドブックが贈呈される。
開園時間 | 9:00~16:00(受付は15:30まで) |
---|---|
住所 | 京都府京都市下京区下珠数屋町通間之町東入ル東玉水町 |
お問い合わせ | 東本願寺本廟部参拝接待所 075-371-9210 |
関連ホームページ | https://www.higashihonganji.or.jp/about/guide/shoseien/ |
アクセス | JR「京都駅」から徒歩10分 |
※掲載情報は2023年12月19日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
周辺地図
周辺情報