森寺城跡
氷見市内最大規模の山城で、中世の史料には「湯山城」と記されている。16世紀半ば頃までは能登守護畠山氏の支城であったが、天正5年(1577年)上杉謙信が能登を制圧するとともにその支城となり、謙信死後は、織田方の佐々成政が越中に侵攻し、その配下となった。中世城郭の本格的な石垣は、富山県内ではここのみに見られ、織豊系城郭の地方伝播を示している。土塁、堀切、竪堀などの防御遺構も良好に残るほか、土師器や白磁、染付、鉄釘なども出土している。現在は、城跡内に散策用コースが整備されている。市指定史跡。
住所 | 富山県氷見市森寺 |
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お問い合わせ | 氷見市立博物館 hakubutsukan@city.himi.lg.jp 0766-74-8231 |
関連ホームページ | https://www.city.himi.toyama.jp/gyosei/shisei/himi/2/2821.html |
アクセス | 氷見線「氷見駅」から車約25分 |
※掲載情報は2020年8月8日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
森寺城跡(氷見市立博物館所蔵)
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