

頭ヶ島の集落(頭ヶ島天主堂)
戦国時代、五島列島を支配した宇久氏がキリスト教を広め、1570年頃に五島の信者は2000人にも及んだが、江戸幕府の禁教下では途絶えたとされた。江戸時代後期になると、五島藩の荒地開墾のために、大村藩内である外海(そとめ)から五島各地へ移住した潜伏キリシタンらによる集落ができ、上五島に属する頭ヶ島(かしらがしま)では役人の目があまり届かないことからキリシタンが増えた。現在の頭ヶ島天主堂は、信者らが近くの島から切り出した石を運び、1919年に完成させたもので、正面中央にそびえる鐘塔が特徴的。内部はツバキをモチーフとした花柄文様があしらわれ、「花の御堂」と称される。2001年国指定重要文化財。2018年に世界遺産登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産のひとつ。
見学時間 | 教会の見学/9:00~18:00(第2・第4日曜はミサのため15:00~17:00入館不可) ※見学を希望の場合は「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター」の公式サイトにより2日前までに事前連絡が必要 |
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住所 | 長崎県新上五島町友住郷 |
お問い合わせ | 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター ch-info@kyoukaigun.jp 095-823-7650 |
関連ホームページ | https://kyoukaigun.jp/archives/culture/825-2 |
アクセス | 頭ヶ島天主堂まで/佐世保線「佐世保駅」から徒歩7分「佐世保港」~船「有川港」~車約25分 |
※掲載情報は2018年7月5日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
(c)一般社団法人長崎県観光連盟 ※写真撮影・掲載に当たっては大司教区の許可をいただいています。
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