外海の大野集落(大野教会堂)
徳川幕府の禁教下、多くの潜伏キリシタンが存在した外海(そとめ)の大野地区は、出津(しつ)集落のすぐ北側に位置し、1882年の出津教会堂建立の中心となったド・ロ神父と、大野地区の26戸の信者により、1893年に大野教会が完成した。現地の玄武岩を積み上げた外壁に瓦葺の屋根の教会は、まるで民家のような独特の外観で、特に石の外壁に砂を混ぜて雨に強くする工法にド・ロ神父の典型的な建築技法が見られるとして、2008年に国の重要文化財に指定されている。森に囲まれた庭には聖母マリア像が立ち、五島列島などが遠望できる。2018年に世界遺産登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産のひとつ。
| 見学時間 | 教会の見学/9:00~17:00(外観のみ見学可能) ※見学を希望の場合は「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター」の公式サイトにより2日前までに事前連絡が必要。 |
|---|---|
| 住所 | 長崎県長崎市下大野町 |
| お問い合わせ | 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター ch-info@kyoukaigun.jp 095-823-7650 |
| 関連ホームページ | https://kyoukaigun.jp/archives/culture/721-2 |
| アクセス | 大野教会堂まで/JR「長崎駅」から「板の浦行」の長崎バス(※時間により「桜の里」で乗換必要)「大野」~徒歩20分 |
※掲載情報は2018年7月5日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

(c)一般社団法人長崎県観光連盟 ※写真撮影・掲載に当たっては大司教区の許可をいただいています。

(c)一般社団法人長崎県観光連盟 ※写真撮影・掲載に当たっては大司教区の許可をいただいています。

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