外海の出津集落(出津教会堂)
幕府の禁教下、大村城下から遠く離れていた外海(そとめ)には多くの潜伏キリシタンが存在した。そのひとつ出津(しつ)集落で、解禁後の1882年にド・ロ神父が信者と建てた出津教会堂は、外国人神父の設計による初期教会として、2011年に国の重要文化財に指定された。強い海風に耐え得る屋根を低くした木造平屋の教会は、白亜の外壁が青空や山野に映える清楚な佇まい。神父は女性の自立を促すための出津救助院(国指定重要文化財)を創設し、小田平集落一帯は「長崎市外海の石積集落景観」として、2012年に国の重要文化的景観に選定された。付近にはド・ロ神父記念館、外海歴史民俗資料館もあり、遊歩道が整備されている。2018年に世界遺産登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産のひとつ。
見学時間 | 教会の見学/9:00~17:00(第1・第3日曜はミサのため9:00~10:00入館不可、毎週水曜は教会学校のため16:00~17:00入館不可) ※見学を希望の場合は「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター」の公式サイトにより2日前までに事前連絡が必要。 |
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住所 | 長崎県長崎市西出津町 |
お問い合わせ | 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター ch-info@kyoukaigun.jp 095-823-7650 |
関連ホームページ | https://kyoukaigun.jp/archives/culture/673-2 |
アクセス | 出津教会堂まで/JR「長崎駅」から「板の浦行」の長崎バス(※時間により「桜の里」で乗換必要)「出津文化村」~徒歩15分 |
※掲載情報は2018年7月5日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
(c)一般社団法人長崎県観光連盟
(c)一般社団法人長崎県観光連盟 ※写真撮影・掲載に当たっては大司教区の許可をいただいています。
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