三重津海軍所跡
佐賀藩が長崎海軍伝習所で得た西洋技術を基に、海軍の人材育成および西洋の船舶技術の獲得と実践を行う拠点として、安政5年(1858年)三重津に御船手稽古所を設置、三重津海軍所のはじまりとなる。西洋技術と日本の伝統技術の融合により構築された、日本最古のドライドックが地下遺構として現存し、ここで行われた洋式船の修理や日本初の実用蒸気船「凌風丸」の建造などは、産業国家日本の確立に至る船舶関連技術の発展に大きな影響を与えたとされ、「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として2015年7月世界文化遺産に登録された。隣接する佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館には、ドライドック木組遺構の原寸大模型が展示され、連動する4K大型スクリーン映像で約160年前の三重津海軍所の様子を体感することができる。
住所 | 佐賀県佐賀市諸富町・川副町 |
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お休み | 佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館は、毎週月曜(休日の場合は翌平日)・年末年始 |
お問い合わせ | 佐賀市歴史・世界遺産課 0952-40-7105 佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館 0952-34-9455 |
関連ホームページ | https://sano-mietsu-historymuseum.city.saga.lg.jp |
アクセス | JR「佐賀駅」バスセンターから「諸富・早津江線」の佐賀市営バス約30分「佐野・三重津歴史館入口」~徒歩5分 |
※掲載情報は2022年1月21日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
提供:佐賀市
提供:佐賀市
三重津海軍所跡全景写真(直上から) 佐賀市教育委員会提供
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