見島のカセドリ
見島地区に藩政期から伝わる民俗行事「カセドリ」は、もとは旧暦1月14日に催されていましたが、近年は、毎年2月第2土曜の夜にひっそりと行われています。神の使いの“かせどり”役の青年2人が、頭部に白布で頬被りをし、藁蓑をつけて、長さ1.7mほどの竹を脇に抱えて熊野権現社の拝殿に走り込み、先端を細かく割ったその竹を、床に激しく打ちつける所作を数度繰り返し、最後に社殿の周りをまわります。その後、提灯、天狗面、御幣、かごにない役の少年らを伴い、各家を巡り、悪霊を払うために同じ所作を行います。国指定重要無形民俗文化財。2018年に、ユネスコ無形文化遺産登録された「来訪神:仮面・仮装の神々」10行事のひとつです。
開催日時 |
2025年2月8日
19:00~21:00 |
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開催場所 | 佐賀市 熊野権現社 |
お問い合わせ | 佐賀市地域振興部文化財課 0952-40-7369 |
関連ホームページ | https://www.city.saga.lg.jp/main/3874.html |
アクセス | JR「佐賀駅」バスセンターから蓮池線の市バス「芙蓉校前」~徒歩5分 |
※掲載情報は2024年12月3日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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