美しい春画－北斎・歌麿、交歓の競艶－

京都の細見美術館で8年ぶりとなる春画展が開催されます。人間の性愛を描いた「春画」は、男女の姿がおおらかに、時にはユーモアをもって描かれており、江戸時代には「笑い絵」とも呼ばれ、貴賤を問わず人々に楽しまれました。同展覧会では、特に1点ものである「肉筆春画」に焦点をあて、これまで書籍などでその存在は知られながらも、美術館での展示が叶わなかった作品が紹介されます。葛飾北斎の幻の名品「肉筆浪千鳥」は、日本の美術館では初の展示となります。喜多川歌麿の大作や、海外から里帰りを果たした作品22点を含む、美麗な春画約70件を心ゆくまでご堪能することができます。

※掲載情報は2024年7月31日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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