千光寺
寺伝による開基は、平安時代の始めの大同元年(806年)。境内中央に巨岩「玉の岩」があり、昔、この岩の頂に如意宝珠があり、夜毎に海上を照らしていたことから、この地を「玉の浦」、寺を大宝山千光寺と呼ぶとされる。玉の岩の右には朱塗りの本堂、左には龍宮造りの鐘楼を配して、尾道の風光の要(かなめ)をなしている。本堂は、貞享3年(1686年)の建立でこの地方には珍しい舞台造り。本尊は、秘仏の千手観世音菩薩。鐘楼の「驚音楼の鐘」は、除夜の鐘でもおなじみで、平成8年(1996年)環境庁の「日本の音風景100選」に選ばれた。寺からの眺望は日本でも随一といわれ、山頂から八合目あたりを巡る「文学のこみち」は、尾道にゆかりのある文人墨客の作品を、天然の岩に刻んだ遊歩道である。
開門時間 | 9:00~17:00 |
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住所 | 広島県尾道市東土堂町15-1 |
お休み | 無休 |
料金 | 拝観料/志納 |
お問い合わせ | 千光寺 0848-23-2310 |
関連ホームページ | https://www.senkouji.jp/ |
アクセス | 山陽本線「尾道駅」から徒歩30分もしくはバス約5分「長江口」~ロープウェイ約3分「頂上駅」~徒歩10分 |
※掲載情報は2024年10月23日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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