

高倉群・群倉
日本の離島で3番目に大きい奄美大島は、亜熱帯で蒸し暑く、台風の常襲地。湿気が多いことから、床下も床上も高くし、ゆるやかな勾配の屋根と高い塀で台風に備えた独特の住居が誕生した。周囲の力強い常緑樹とあいまって、奄美の集落を形成してきた。大和村には今も、高倉が群をなしている群倉(ぼれ)が残る。高倉はネズミの害も防ぐため、丸柱に磨きをかけ、釘は一本も使っていない。建築学、民俗学上貴重な遺構であるが、年々減少している。かやぶきで通気性がいいので、保存食の貯蔵庫としても利用されていた。
住所 | 鹿児島県大和村大和浜 |
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お問い合わせ | 大和村企画課 0997-57-2111 |
アクセス | JR「鹿児島中央駅」からバス「城南小学校前」~徒歩8分「鹿児島新港」~フェリー「名瀬港」~車約30分 |
※掲載情報は2021年8月26日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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