

御領貝塚
縄文時代後期(約3000年前)の史跡「御領貝塚」は、熊本県内の国指定の貝塚のひとつで、木原山の北麓の台地上(熊本市南区城南町)に位置する。総面積約4haと推定される西日本最大級の縄文貝塚で、おびただしい数のヤマトシジミの貝殻をはじめ、石器や人骨、土偶、甕棺などが見つかっており、なかでも土器は縄文時代後期の特徴が表れた、縄文を用いず、器の表面を磨いた黒色研磨土器で「御領式土器」と呼ばれる。これらの出土物は、同貝塚から東南へ徒歩15分ほどの熊本市塚原歴史民俗資料館(※月曜休館)に展示されている。浜戸川の両岸にある阿高・黒橋の両貝塚は、「御領貝塚」と同じ時期のものとして国の史跡に指定されている。
住所 | 熊本県熊本市南区城南町東阿高1588-5 |
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お問い合わせ | 熊本市塚原歴史民俗資料館 0964-28-5962 |
関連ホームページ | https://kumamoto-guide.jp/spots/detail/192 |
アクセス | 鹿児島本線「宇土駅」から車約15分 |
※掲載情報は2022年9月30日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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