頴娃城跡
別名「獅子城」または「野首城」とも呼ばれ、15世紀から16世紀末まで、肝付兼政を祖とする伴姓頴娃氏の居城であったと伝わる。日本に寄港したポルトガル商人ジョルジ・アルヴァレスにより、宣教師フランシスコ・ザビエルを介して、ヨーロッパで最初に紹介された中世の山城である。頴娃城に関する資料によると、伴姓頴娃氏7代目頴娃久虎により、3層5階の建物が造営され、3階には金が施された「金の間」があり、蒙古人が虎狩りをしている絵が描かれていたといわれている。現在は、石垣や土塁、空堀、曲輪跡などの遺構が残る。県指定史跡。
住所 | 鹿児島県南九州市頴娃町 |
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お問い合わせ | 南九州市文化財課文化財係 0993-83-4433 |
関連ホームページ | https://www.city.minamikyushu.lg.jp/sport_bunka_kyoiku/rekishi_bunkazai/2/1/2907.html |
アクセス | 指宿枕崎線「頴娃駅」から車約5分 |
※掲載情報は2020年7月23日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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