大板山たたら製鉄遺跡
「たたら製鉄」は日本の伝統的な製鉄方法で、江戸時代に培われたその高度な製鉄技術が、明治期の日本において急速な産業化の基盤となった。福栄地域の紫福地区には炭の原料となる豊富な山林があったことから、この技法を用いた製鉄所が設けられ、江戸時代中期から幕末にかけて3度稼働したと見られている。1856年(安政3年)に恵美須ヶ鼻造船所で建造された1隻目の西洋式帆船「丙辰丸」にも、大板山の鉄が使用された記録がある。発掘調査により、砂鉄洗場や高殿と呼ばれる製鉄炉など、製鉄に関わる生産遺構が確認されており、その規模は県内最大級のたたらの遺跡として国の史跡に指定されている。ユネスコ認定の世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」にも含まれる。
住所 | 山口県萩市紫福257-5(山地番) |
---|---|
料金 | 無料 |
お問い合わせ | 萩市観光課 kankouka@city.hagi.lg.jp 0838-25-3139 |
関連ホームページ | https://www.city.hagi.lg.jp/site/sekaiisan/h6079.html |
アクセス | 山陰本線「東萩駅」から車約30分 |
※掲載情報は2015年7月16日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
提供:萩市
提供:萩市
提供:萩市
周辺地図
周辺情報