水止舞

雨止めを祈願する「水止舞」が、厳正寺で奉納されます。古来より、この地域が水害に悩まされてきたことに由来し行われてきた歴史ある行事で、東京都の無形民俗文化財に指定されています。雨乞いの儀式「道行き」では、白装束の男2人が、渦巻き状に巻かれた藁縄の中に入り、雌雄の龍神として寺まで運ばれます。寺までの道中、白装束の男2人は、水をかけられながら法螺貝を吹き鳴らし、法被衆により運ばれては転がされを繰り返します。到着後は藁縄が解かれます。藁縄を解くことで龍神が落ち着きを取り戻す、すなわち雨止めを表すとされており、雨が止んだことを感謝し、境内の舞台で獅子舞が奉納されます。※観覧の際、濡れてもよい服装での来場を推奨

※掲載情報は2025年6月3日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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