悪魔祓い神事

海老（えび）の宮と称される向本折白山神社で、室町時代から受け継ぐとされ、小松市の無形文化財に指定されている「悪魔祓い」の神事が行われます。町内有志による大だいこ、大獅子の神楽舞が終わると、境内すべての明かりが消され、男面を付けた舞人が、提灯を持った男衆に先導されて登場します。男面は、力足を踏み、鬼門に向かって矢を放った後、いったん退場し、女面に妊婦の姿をした舞人とともに再び現れ、鬼門に矢を放ちます。舞は、終始無言で進められる珍しいもので、悪魔退散と安産、豊作祈願が込められています。

※掲載情報は2025年7月3日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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