出水麓（重要伝統的建造物群保存地区）

中世山城、出水城の麓に設けられた薩摩藩士の住宅兼陣地。関ヶ原の戦いの前年（1599年）に本田正親が着任し、約30年がかりで整地し、薩摩藩最大の規模を誇った。約44haの武家屋敷群をはじめ、街路沿いに築かれた石垣や生垣、御仮屋門、武家門、竹添屋敷も、ほぼ昔のまま。薩摩藩士の気風を今に伝えるかのように、整然としたたたずまいである。※住宅地につき、公開施設以外への立ち入りは禁止。

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