越中八尾

飛騨の山々が描く稜線から富山平野へと辿る途中、井田川の河岸段丘の上にある「越中八尾」は、北東から南西へと上り坂が続く町。浄土真宗の古刹、聞名寺（もんみょうじ）の門前町として、藩政時代から蚕種や和紙の取引を中心に商人町として栄えた。諏訪町本通りには、先祖代々の造り酒屋、味噌醸造元、和菓子の店が点在し、土蔵造りや格子戸のある佇まいに、350年の重みが感じられる。毎年5月の「越中八尾曳山祭」や、9月の「おわら風の盆」の開催地としても有名。

※掲載情報は2022年7月15日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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