大宰府政庁跡

7世紀後半から12世紀前半にかけて九州を統括していた行政機関「大宰府」の遺跡。正殿、脇殿、回廊といった古い建築基礎が今も残り、西の都としての役割を果たしていた面影が窺える。「大宰府」は、地理的には日本の外交と防衛の最前線であり、アジア大陸への窓口としても機能し、政治の中核としてその中心地に政庁が建設された。現在は史跡公園として整備され、公園入口付近にある「大宰府展示館」では、西の都「大宰府」の歴史と文化を考古資料などの展示により紹介している。スマホアプリ「VR 日本遺産 古代日本の『西の都』大宰府」をダウンロードすると、3次元CGで復元した大宰府政庁を見ることもできる。

※掲載情報は2022年7月12日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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