造山古墳
岡山中心部の西方に位置する、日本で4番目に大きい巨大古墳。約9.6haの広大な墓域の中に築造された全長約350m、後円部径約224m、高さ約27~32.5mの三段築成となる5世紀前半の前方後円墳で、造山古墳に葬られている人物は、通説では大和(中央)政権にきっ抗した吉備(地方)政権の大首長とされている。前方部上には荒神社があり、その社の横には石をくりぬいた石棺が見られ、石棺の材質が熊本県宇土半島産出と推定されることから、当時の吉備と九州の関係の強さを示す重要な手がかりとなっている。隣接してビジターセンターがあるほか、岡山市埋蔵文化財センターでは出土した遺物などの展示により、これまでの調査を解説している。
住所 | 岡山県岡山市北区新庄下 |
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お問い合わせ | 岡山市教育委員会文化財課 086-803-1611 |
関連ホームページ | https://www.city.okayama.jp/museum/okayama-history/07tsukuriyama-kofun.htm |
アクセス | 桃太郎線(吉備線)「備中高松駅」から徒歩35分もしくは車約5分 |
※掲載情報は2022年6月10日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
提供:岡山市教育委員会
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