

鍋山城跡
天文年間(1532~1555年)に、豊後守安室氏が鍋山に築城したとされる山城。安室氏はこの山の名前をとって鍋山氏とも称した。16世紀初め、南飛騨から勢力を拡大させた三木(みつき)氏により鍋山城を奪われたが、後に三木氏は秀吉の命により、金森長近(ながちか)・可重(ありしげ)父子に滅ぼされ、飛騨を統一した金森氏が鍋山城を掌握した。金森氏は最初ここを居城としたが、数年で高山城を築き、鍋山城は廃城となった。大鍋山山頂に本丸跡、小鍋山に二之丸跡、下鍋山に出丸跡があり、現在は石垣、土塁跡が残る。県指定史跡。
住所 | 岐阜県高山市松之木町、漆垣内町 |
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お問い合わせ | 高山市教育委員会事務局文化財課 0577-35-3156 |
関連ホームページ | https://www.city.takayama.lg.jp/kurashi/1000021/1000119/1000847/1000954/1000963.html |
アクセス | 高山本線「高山駅」からバス「五名」~徒歩20分 |
※掲載情報は2020年7月10日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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