小浜城跡

小浜城は、関ヶ原合戦で活躍した京極高次が、慶長6年（1601年）に築城を開始し、小浜藩祖の酒井忠勝が、正保2年（1645年）一応の完成をみている。雲浜城（うんぴんじょう）とも称され、西側に小浜湾、南北には河川を城の外堀とし、四方を水で囲まれた要害の地であった。現在は、城郭の石垣を残すのみであるが、天守閣跡には礎石の残存が見られ、県の史跡に指定されている。城の中に、酒井忠勝を祀る小浜神社が鎮座する。

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