都於郡城跡
南北朝時代、伊豆から下向した伊東氏により、標高100mの台地に築かれた山城。日向の地を治めた伊東氏代々の居城となった。5つの城郭跡(本丸、二ノ丸、三ノ丸、西ノ城、奥ノ城)から構成されており、急峻な断崖に囲まれ、西北方を流れる三財川が外堀の役割を果たしていた。遠くから眺めた様が、舟が浮いているように見えたことから、別名「浮舟城」と呼ばれている。天正遣欧少年使節の正使として、ヨーロッパに渡った伊東満所(マンショ)の生まれた城としても知られる。平成12年(2000年)に国の史跡に指定された。各城郭の曲輪跡や空堀、土塁の一部などが遺構として残っているが、現在は、公園として整備されている。
住所 | 宮崎県西都市大字荒武鹿野田 |
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お問い合わせ | 一般社団法人西都市観光協会 0983-41-1557 |
関連ホームページ | https://www.saito-kanko.jp/tourisms/ |
アクセス | 日豊本線「佐土原駅」から「西都行」の宮交バス「西都バスセンター」乗換~西都市コミュニティバス「都於郡」~徒歩10分 |
※掲載情報は2020年6月15日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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