古湯・熊の川温泉郷

佐賀県最北部、標高200mの嘉瀬川上流沿いに湧く古湯温泉。約38度のぬるめの温泉と、ぬるぬるとした肌触りから「ぬる湯」と呼ばれ、夏でもゆっくり浸かって、体の芯から温まることができる。四方を小高い山々に囲まれた静かな温泉街で、約2200年前、中国秦代の方士（学者）徐福によって発見されたと伝わる。豊かな自然環境にあって、多くの文人墨客に愛され、画家の青木繁や、歌人の斎藤茂吉もよく訪れたという。 見どころは、近くにある「雄淵雌淵渓谷」で、大小の奇岩が折り重なる素晴らしい渓谷美を堪能できる。滝の水面下にある洞窟は、まだ誰も入ったことがないといわれ、朱塗りの鳴瀬橋が滝の美しさを一層引き立てる。グランピングのようなテントを楽しめるONCRI/ソノテラスも人気。

※掲載情報は2024年4月6日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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