吉川史料館

800年以上の歴史をもつ周防国岩国藩の藩主、吉川家に伝来する資料や美術品を所蔵する史料館。吉川家文書、吾妻鏡、太平記などの国指定重要文化財を含む歴史資料のほか、国宝の太刀「狐ヶ崎（青江為次作・鎌倉時代）」や、国重要文化財「繍箔胴服（豊臣秀吉より拝領の陣羽織・桃山時代）」などの美術工芸品をあわせて約7000点収蔵しており、年数回の展示替えにより順次公開している。世阿弥の「風姿花伝」をイメージした、淡路の白砂利や黒御影石の石舞台を配した庭園もあり、城山の椎の原生林と岩国城を借景に、ガラス張りのロビーから四季折々の自然も楽しめる。御庭焼体験として、篆刻、陶芸が体験できる（有料）。

※掲載情報は2022年5月19日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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