明石城跡 巽櫓と坤櫓
信州松本から明石に移封された小笠原忠真(ただざね)が徳川秀忠の命を受け、西国諸藩に対する備えとして元和5年(1619年)に着工した明石城に現存する2棟の櫓(国指定重要文化財)。城は本丸に御殿を建て、四隅に三重の櫓を配し、天守台の石垣を築いたが、天守閣は建設されず、本丸未申の角(南西端)に築かれた坤櫓(ひつじさるやぐら)がこれに変わる役割を果たしたと見られる。4棟のうち南東端に築かれたものが巽櫓(たつみやぐら)で、幕府の一国一城令により廃城となった伏見城の建物が移築された記録が残る。両櫓は内部見学可能。阪神淡路大震災により建物自体が傾いたにもかかわらず、明治期の修理の際に加えられた筋違(すじかい)が柱や梁などを守ったことから驚くほど損傷が少なかった。
見学時間 | 土日祝(天候により変更する場合あり)/10:00~16:00 ※坤櫓/3月・5月・9月・11月、巽櫓/4月・10月。ガイドの指示に従い見学ください。 |
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住所 | 兵庫県明石市明石公園1-27 |
料金 | 見学無料 ※予約不要 |
お問い合わせ | 公益財団法人兵庫県園芸・公園協会 078-912-7600 |
関連ホームページ | https://hyogo-akashipark.jp/ |
アクセス | JR神戸線「明石駅」北出口から徒歩10分 |
※掲載情報は2020年6月1日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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