寺野のひよんどり
浜松市に伝わる民俗芸能で、五穀豊穣などを祈って行われる「ひよんどり」が宝蔵寺観音堂で催されます。伝統的な舞型を受け継ぐ神楽系の舞楽の前段と、主に中世の面影を残す猿楽田楽系、田遊び系の演目を踊る後段で構成され、元亀元年(1570年)頃に始まったと言われます。なかでも日没後、クライマックスで披露される鬼の舞は、堂内で松明の火花が散るほどの豪快さで、最大の見どころとなっています。古くは「三日堂」、「おこない」、「鬼踊り」などとも呼ばれ、「ひよんどり」という現在の名称は、手に松明を持って踊る場面から「火踊り」がなまったものと考えられています。
開催日時 |
2025年1月3日
14:00~18:00頃 |
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開催場所 | 静岡県浜松市 宝蔵寺観音堂 |
主催 | 寺野伝承保存会 |
お問い合わせ | 奥浜名湖観光協会 053-522-4720 |
アクセス | 東海道新幹線「浜松駅」から車約1時間10分 |
※掲載情報は2024年12月5日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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