フィロス・コレクション　ロートレック展　時をつかむ線

大衆文化が爛熟した19世紀末パリで活躍した画家、アンリ・ド・トゥールーズ＝ロートレック（1864～1901年）の展覧会が、SOMPO美術館で開催されています。ロートレックは、ベル・エポックとよばれる時代、歓楽街モンマルトルにアトリエを構え、そこで出会った歌手や芸人たちを生き生きと描きました。同展覧会では、ロートレックのグラフィック作品の個人コレクションとしては世界最大級を誇るフィロス・コレクションから、有名な大判ポスターをはじめ、舞台俳優や踊り子たちを描いたリトグラフ、それらを使った出版物、素描や下絵に加え、手紙や写真など作家の内面に迫る資料を含め約300点が一堂に展示されます。ロートレックが生きた19世紀末パリの活況を垣間見ることのできる内容です。

※掲載情報は2024年8月1日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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