屋島寺

真言宗御室派の寺院で、四国八十八か所第84番札所。天平勝宝6年（754年）に鑑真和上が唐から東大寺に向かう途中に立ち寄り、北嶺にお堂を建てたのが始まり。弘仁6年（815年）に嵯峨天皇の勅願により、弘法大師が北嶺にあった伽藍を南嶺に移し、「十一面千手観音坐像」を本尊とした。その後、山岳仏教の霊場としても隆盛した。屋島寺宝物館」には、本尊をはじめ源平盛衰記絵巻物、「源氏の白旗」、屋島合戦屏風などが保存、展示されている。境内には国指定重要文化財「平家供養の鐘」、また“日本三大狸”と称される屋島太三郎狸を祀る「蓑山大明神」がある。

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