西高木家陣屋跡

三家（西家、北家、東家）からなる高木家のひとつ、西高木家の、伊勢街道に面した陣屋跡で国指定史跡。高木家は、江戸時代、交代寄合美濃衆としての役儀を担った旗本であったが、大名と同等の格式を与えられた名家で、木曽三川の治水行政などを行った。陣屋跡は、標高約130mの河岸段丘上に位置し、発掘調査により地下遺構が良好に遺存していることが確認されているほか、石垣、長屋門などが今も残る。高木三家由来の古文書と三家旧臣家に伝来した古文書から成る高木家文書は、10数万点にもおよび、陣屋跡に建てられた上石津郷土資料館では、高木三家の陣屋模型をはじめ、古文書などを展示している。※長屋門などの内部は非公開

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