世田谷城跡
目黒川の支流の烏山川が三方を囲む、舌状台地先端に築城された、中世城郭の跡。清和源氏の流れをくむ足利氏の一族、吉良氏の居城として知られる。正確な築造時期は不明であるが、貞治5年(1366年)に吉良治家によって築城されたと伝わる。天正18年(1590年)、豊臣秀吉の小田原攻めで北条氏が滅亡した際、吉良氏は上総国生実(現在の千葉市)に逃れ、廃城となった。現在は、世田谷城址公園として整備され、郭や、土塁、空堀の一部などの遺構を見ることができる。城内には、「弘徳院」という豪徳寺の前身に当たる寺があったと伝えられているが、詳細は不明。近年の発掘調査で、掘立柱建物、井戸、地下式坑、火葬施設などが発見され、有力候補地として注目されている。都指定史跡。
住所 | 東京都世田谷区豪徳寺2丁目14番周辺 |
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お問い合わせ | 世田谷区生涯学習・地域学校連携課文化財係 03-5432-2726 |
関連ホームページ | https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/bunka/001/004/d00128560.html |
アクセス | 山手線「渋谷駅」から東急田園都市線「三軒茶屋駅」乗換~東急世田谷線「宮の坂駅」~徒歩5分 |
※掲載情報は2020年7月6日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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