三岳城跡

南北朝時代に、井伊氏が井伊谷城とともに築城したとされる三岳城。後醍醐天皇の皇子、宗良親王を井伊谷に迎え、この城を南朝方の拠点とした。標高467mの山頂から尾根に沿って、細長く曲輪が築かれ、深い谷や急斜面を利用した強固なつくりであったため、戦時に使用した。戦国時代には今川氏の拠点となった。南曲輪跡には、現在、三岳神社が置かれている。山頂からは、浜名湖を一望する素晴らしい眺めが楽しめる。国指定史跡。

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