河後森城跡

四万十川の支流、広見川、堀切川、鰯川の3つの川に囲まれた丘陵の上にある、戦国時代の山城跡。最高所の本郭を中心に、山の稜線部に曲輪が馬蹄形に展開している。長宗我部氏の四国統一、豊臣秀吉による四国平定という動乱の時代を経て、戸田氏、藤堂氏、富田氏へと支配が移っていった。特に、藤堂高虎が支配していた時代には、河後森城の天守が、板島城（現在の宇和島城）に移築されたという伝承が残されている。現在は、国指定史跡となっており、遺構の一部が整備され、当時を再現した建物、遊歩道があり、当時の面影を感じながら散策も楽しめる。西第十曲輪に、続日本100名城スタンプを設置している。

※掲載情報は2020年6月18日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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