新宿区立林芙美子記念館

「放浪記」や「浮雲」などの代表作で知られる作家、林芙美子が晩年を過ごした家屋を利用した記念館。家をつくるにあたって、自ら建築について勉強するなど、格別な思い入れがあった建物は、数寄屋造りの京風の特色と民家風のおおらかさをあわせ持つ佇まい。掘りごたつのある茶の間、半障子を通して廊下越しに小庭が見える書斎、芙美子が愛した木々が植えられた庭などから、芙美子の当時の執筆活動や生活が伺える。画家であった夫の緑敏のために作られたアトリエは展示室となっている。

※掲載情報は2022年4月27日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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