

開館5周年記念企画展「土佐のやきもの 尾戸焼」
高知県立高知城歴史博物館の開館5周年を記念し、土佐が誇る尾戸(おど)焼にスポットをあてた企画展が開催されます。尾戸焼は、承応2年(1653年)、土佐藩により高知城下の尾戸(現在の高知市小津)に開かれた陶器の窯です。2代藩主の山内忠義とその右腕、野中兼山は、それまで藩外からの移入に頼っていたやきものを国産化しようと考え、大坂から陶工を招き、国内で原材料となる土を探させ、窯を築き、その技術を学ぶよう命じました。時を経て、藩の事業の主力が磁器に移った後も、陶器の生産は続けられ、幾多の危機を乗り越えて、現代まで絶えることなく操業が続けられています。同記念展では、県内の茶人や収集家に伝わる茶道具や置物など、知る人ぞ知る尾戸焼の伝世品約100点が一堂に展示されます。年紀入りの作品や文献、出土遺物もあわせて公開され、未だ謎多き尾戸焼の姿にも迫ります。
開催日時 |
2022年3月18日~5月30日
9:00~18:00、日曜/8:00~18:00(入館はいずれも閉館の30分前まで) ※会期中無休 |
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開催場所 | 高知市 高知県立高知城歴史博物館 |
料金 | 一般700円、高校生以下無料 ※高知城とのセット券900円 |
お問い合わせ | 高知県立高知城歴史博物館 088-871-1600 |
関連ホームページ | https://www.kochi-johaku.jp/exhibition/5464/ |
アクセス | JR「高知駅」からとさでん交通「高知城前」~徒歩2分 |
※掲載情報は2022年3月23日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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