油井のスイセン

日本海の離島、隠岐諸島にある最大の島、島後の油井集落には、集落南方の道路沿いの上下斜面、約0.5haに地域の人々が手入れをしているスイセンの群落が広がっており、12月下旬から3月下旬にかけて見頃を迎えます（※期間は年により異なる）。油井集落は、冬の北西季節風に直面する西海岸に位置し、海側には海からの波飛沫から住居を守る板塀が並びます。前面の海には波蝕棚「油井の前の州」があるため、波頭が岸から離れて大きく立ち上がります。荒々しい冬の日本海の景色と、可憐に斜面を彩るスイセンを同時に楽しめます。

※掲載情報は2024年11月21日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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