河鍋暁斎肉筆画　特別展示

10月31日の「ガスの記念日」にあわせて、ガスミュージアムでは、4年ぶりに河鍋暁斎（かわなべきょうすい）の肉筆画「河竹黙阿弥作『漂流奇譚西洋劇』パリス劇場　表掛りの場」が特別公開されます。この作品は、明治12年（1879年）に上演された歌舞伎の一場面を描いたもので、ガス街灯が並ぶ風景やバッスルスタイルのドレスを身にまとう女性の姿から、いち早く当時のヨーロッパ文化を取り入れた明治の華やかな様子が窺えます。作品が展示される同じ会場では、東京でガス燈が灯ってから150年を記念して、10月5日から開催されている「～明治のガス燈から現代の輝き～『銀座クロニクル』展」も、あわせて観覧することができます。

※掲載情報は2024年10月25日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

掲載内容についてのお問い合わせ