御所から来た障壁画　～〈大広間〉・〈黒書院〉帳台の間～

元離宮二条城の2024年度の冬の原画公開が、「御所から来た障壁画　～〈大広間〉・〈黒書院〉帳台の間～」と題し、展示収蔵館で行われます。〈大広間〉と〈黒書院〉の帳台の間には、京都御所から来た障壁画があります。これらの障壁画の一部は、もとは18世紀初頭の御所造営に際して建てられた姫宮御殿に描かれたもので、離宮時代（1884～1938年）に上述した2つの帳台の間に転用されました。和歌の題材である竜田川や武蔵野、和歌の神様を祀る住吉神社や和歌浦を描くこれらの障壁画は、御所における和歌文化の様相を伝えるとともに、御所と二条城の関わりを示す、貴重な作品です。

※掲載情報は2024年10月3日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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