没後300年記念　英一蝶　－風流才子、浮き世を写す－

元禄年間前後に江戸を中心に活躍した絵師・英一蝶（1652～1724年）の没後300年を記念し、過去最大規模の回顧展がサントリー美術館で開催されます。英一蝶は、市井の人々を活写した独自の新しいスタイルの風俗画を生み出し、英派（はなぶさは）と呼ばれる一派が形成されました。47歳で三宅島へ流罪になるも、恩赦によって江戸へ戻りますが、島で描かれた作品は〈島一蝶（しまいっちょう）〉と呼ばれ、とくに高く評価されています。瑞々しい初期作をはじめ、配流時代の貴重な〈島一蝶〉、江戸再帰後の晩年作など、各地に残る優品が展示され、風流才子・英一蝶の画業と魅力あふれる人物像に迫ります。

※掲載情報は2024年8月1日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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