特別展「テルマエ展　お風呂でつながる古代ローマと日本」

古代ローマの公衆浴場“テルマエ”にスポットを当てた展覧会が、神戸市立博物館で開催されます。イタリア在住のヤマザキマリ氏による漫画『テルマエ・ロマエ』（2008～2013年）のヒットにより、日本人の“テルマエ”の親近感は一層高まりました。ハドリアヌス時代のローマ人建築家ルシウスが、古代ローマと現代日本を往還してその類似と相違に驚愕する姿を描いたコメディは、日本で累計900万部を売上げ、イタリア語を含む8カ国語に翻訳されました。同展覧会では、主人公ルシウスが案内人として解説パネルなどに登場し、テルマエにまつわる絵画や彫刻、考古資料といった100件以上の展示品や、日本の浴場文化が紹介されます。それぞれの入浴文化の違いに触れることで、古代ローマの人々の生活をより身近に感じることができます。

※掲載情報は2024年5月23日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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