越前市武生公会堂記念館

昭和4年（1929年）、昭和天皇の御大典記念事業として建設された「武生町公会堂」を活用した博物館。郷土資料の収集保存活動を行うほか、特別展や館蔵品展、体験講座や講演会などにより、越前市の歴史文化を紹介している。公会堂としての建設当時は、鉄筋コンクリート造り、一部4階建てのモダンな外観が、武生のランドマークとなり、昭和期を通して、町役場や議場、消防監視所のほか、町民の文化活動の中心施設として利用された。平成2年（1990年）に、建物の老朽化から集合施設としての使用が停止され、取り壊しも検討されたが、多くの市民の要望から改修工事を経て、平成7年（1995年）に「武生公会堂記念館」として生まれ変わった。平成17年（2005年）、国の登録有形文化財に登録された。

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