寺町寺院群

金沢城などがある金沢市中心部から見て南西の、寺町や野町に広がる寺院群。かつて加賀藩が、金沢城の防備や寺社の管理、一向一揆対策などとして、城下に散在していた寺社を3か所に移転、配置してできた「金沢三寺院群」のうちの一つ。三寺院群のなかで最も規模が大きく、約70の寺社が点在している。樹齢400年近い桜がある松月寺や、犀川ゆかりの雨宝院など歴史ある名刹が続き、趣きのある街並みを形成している。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されているほか、毎週土曜の夕方には梵鐘が鳴り響き「残したい日本の音風景100選」にも選ばれている。

※掲載情報は2017年12月26日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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