三角西(旧)港
三池炭鉱の出炭増加に伴い、大型船が入港できる三角西(旧)港が、1889年(明治22年)に国の特別輸出港に指定されたことを機に、近代的な港湾都市の建設が始まる。対岸の飛岳から切り出した安山岩を用い、高度な技術を要する石積みで造られた総延長756mの埠頭をはじめ、干満の差を利用した天然の下水道機能など、明治期の港湾都市が完全な形で残る国内唯一の例として、埠頭、排水路3基、後方水路、石橋4基が国重要文化財に、旧三角海運倉庫、龍驤館(りゅうじょうかん)、旧三角簡易裁判所、旧宇土郡役所が国の登録有形文化財に、三角西港を含む三角浦の文化的景観が国重要文化的景観に選定されているほか、三角西(旧)港全体がユネスコ認定の世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」に含まれる。
住所 | 熊本県宇城市三角町三角浦 |
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お問い合わせ | 宇城市教育委員会世界遺産推進室(世界遺産に関すること) sekaiisansuishinshitsu@uki.lg.jp 0964-32-1428 宇城市企画部西港交流促進室(観光・イベントに関すること) 0964-32-1902 |
関連ホームページ | https://www.city.uki.kumamoto.jp/nishiko/ |
アクセス | 三角線「三角駅」からバス約10分「三角西港前」下車 |
※掲載情報は2015年7月16日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
提供:宇城市
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