姫逃池のカキツバタ

三瓶山の主峰、男三瓶山の北麓にあたる北の原の姫逃池（ひめのがいけ）では、初夏になると自生のカキツバタが開花します。湖岸と浮島に数千本が群生し、昭和43年（1968年）に、県の天然記念物に指定されました。周囲300mほどの池に、カキツバタの根がからみあってできた花の浮島がある、珍しい光景を見ることができます。近隣の島根県立三瓶自然館サヒメルでは、約4000年前の三瓶山の噴火で埋もれた樹高10mを超える巨大埋没林や、地層の剥ぎ取り標本を見学することができます。

※掲載情報は2024年3月8日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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