十三代三輪休雪の陶
十三代三輪休雪の陶の世界を紹介する「十三代三輪休雪の陶」が、山口県立萩美術館・浦上記念館で開催されます。十三代三輪休雪は、三輪寿雪(じゅせつ、十一代休雪)の三男に生まれ、令和元年(2019年)、兄・三輪龍気生(りゅうきしょう、十二代休雪)の跡を承けて襲名しました。400年の歴史を持つ萩で作陶しながらも、常に土の生の主張を聞き続け、素材である土と対峙し、その鋭敏な感性と強靭的な身体能力を駆使して、これまでにないスケールの大きな陶の造形を生み出してきました。同展覧会では、十三代休雪が自らの身体を使って土と交わり格闘し続けた、生きた証ともいえる《恒久破壊I》(1987年)をはじめ、土が根源的に秘めているエネルギーを最大限に引き出した十三代休雪の作品が展示されます。改めて土への覚醒と陶芸に内在する限りない表現の可能性を提示するものです。
開催日時 |
2023年12月12日~2024年6月23日
9:00~17:00(入場は16:30まで) ※休館日は毎週月曜(祝休日の場合は開館し、翌平日休館)、12月27日~1月1日 |
---|---|
開催場所 | 山口県萩市 山口県立萩美術館・浦上記念館 |
料金 | 一般300円、学生200円 |
お問い合わせ | 山口県立萩美術館・浦上記念館 0838-24-2400 |
関連ホームページ | https://www.hum.pref.yamaguchi.lg.jp/ |
アクセス | 山陰本線「東萩駅」から西回りの萩循環まぁーるバス約20分「萩美術館 浦上記念館・萩城城下町入口」下車、または山陰本線「玉江駅」から徒歩20分、または山陽本線「新山口駅」からバス「萩・明倫センター」~徒歩5分もしくは「萩バスセンター」~徒歩12分 |
※掲載情報は2023年12月22日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
十三代三輪休雪《恒久破壊I》1987年 山口県立萩美術館・浦上記念館蔵
周辺地図
周辺情報